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初めての鍼灸治療・よくあるご質問

はじめての鍼灸治療では分からない事や不安な事などがおありかと思います。ここではよくいただく疑問点についてお答えしています。この他にもご質問等は遠慮なくお気軽にお問い合わせください。

Q:鍼は痛くないですか?

治療に用いる鍼は、直径が0.12~0.18mmで髪の毛ほど細さです。個人の感受性の違いや精神状態にもよりますが、ほとんど痛みを感じる事はありません。初めての方は、「え?もう刺さってるんですか?」と予期していた痛みに比べるとほとんど無刺激なのに驚かれます。


鍼灸の鍼は、縫い針や注射針とは異なり、出来るだけ痛みを伴わないような尖端の形状で、可能な限り無痛で刺入をする独特の技術があります。小児鍼は、鍼を刺さず、皮膚に接触させたり押圧させたりして、心地よい刺激を与えて治療します。

Q:衛生管理はどの様になっていますか?

施術に使用する鍼は全て一回使い捨てタイプのステンレスのディスポーザブル鍼を使用しております。一度使った鍼を使い回すことは一切ございません。またその他の器具(鍼皿・ピンセット等)も高圧蒸気滅菌処理をいたしております。施術用ベッドのシーツ・タオルも患者様毎に毎回お取替えいたしております。衛生面には十分配慮いたしておりますので安心してご来院下さい。

Q:お灸って熱いですか? 跡が残りませんか?

当院は女性専門ですので、基本的にお灸の火が皮膚に直接触れることのない温灸や、鍼の上にもぐさをのせて行う灸頭鍼などを使用し、心地よい熱刺激のお灸をしています。

但し鍼灸治療では症状によって米粒ほどの大きさのもぐさを直接皮膚上にすえる場合があります。このような直接灸はその大きさにより跡が消える場合と残る場合がありますのでその際には必ず患者様に説明し、ご同意いただいてからの施灸になります。不安がある方、また肌が弱い方はご相談下さい。

Q:施術時の服装は?

施術時はバスタオルをおかけしますが、肌を出しやすく施術が受けやすいタンクトップやショートパンツ等のお着換えをお持ち頂くことをお勧めしています。

Q:病院の通院中でも大丈夫?

西洋医学と東洋医学は効き方が違います。たとえば病院でお薬が処方されていても、鍼灸を受けていらっしゃる方も多くいらっしゃいます。抗がん剤や、抗うつ剤などのお薬による副作用に伴う症状を和らげるために来院される方もおられます。まずは主治医の先生にご相談下さい。

Q:鍼灸治療って癖になるって本当?

常習性や習慣性は無いので、癖にはなりません。鍼灸治療を受けていると快適な体調を維持することができるので、健康でも月に1回など、継続的に通院される方が多いです。

定期的に通院されている方々は「風邪をひかなくなった」「以前より疲れにくくなった」と皆さんおっしゃています。

Q:どんな症状に効くの?

一般に鍼灸は肩こり、腰痛、神経痛、関節炎程度にしか効果が無いように思われがちですが、多くのつらい症状や病気に効果があり、またリラクゼーション効果もあります。

 ◇頭・目・顔の症状 ・頭痛・偏頭痛・耳鳴り・疲れ目・目の充血・仮性近視・鼻水・咽頭炎・扁桃炎・歯痛・歯のうき・顔のむくみ・肌荒れ など

 ◇首・肩・腕・背中の症状 ・首のこり・五十肩・関節痛・寝違え・肩こり・背中のはり・腕のだるさ・肘痛・腱鞘炎 など

 ◇足・腰の症状 ・腰痛・膝関節症・ぎっくり腰・足のむくみ・膝の痛み・こむら返り・足のしびれ・足の疲れ・ねんざ など

 ◇内臓の症状 ・胃もたれ・食欲不振・胃酸過多症・高血圧症・低血圧症・吐き気・下痢・便秘・痔・口内炎・気管支炎

 ◇婦人科系の症状 ・生理痛・冷え性・貧血・月経困難・更年期障害・不妊・不育・逆子・つわり など

Q:鍼灸は何故効くのですか?

鍼灸の効果の研究は、近年各地にある研究所、医療機関、鍼灸大学、短期大学などで意欲的に進められております。総合的には、鍼灸刺激が自律神経系、内分泌系、免疫系等に作用しその結果として中枢性及び反射性の筋緊張の緩和、血液及びリンパ液循環の改善等の作用があり生体の恒常性(病気を自然に回復させる作用)に働きかけるのではないかと考えられています。

また、古来より認められている鎮痛効果の解明も次のような諸説があります。

1.ゲートコントロール...針刺激が脊髄において痛みを抑制する。

2.エンドルフィン...針刺激がモルヒネ様鎮痛物質の遊離を促し痛みを抑制する。

3.末梢神経の遮断効果...針刺激が末梢神経の痛みのインパルスを遮断する。

4.経穴(ツボ)の針刺激による痛覚閾値の上昇による鎮痛効果。5.血液循環の改善...筋肉の緊張をゆるめ血行状態を良くする。

WHOが鍼灸療法の有効性を認めた疾患

*適応疾患 世界に広がる鍼灸

WHO(世界保健機関)は次の疾患について鍼灸療法の 有効性を認めています

【神経系疾患】
・神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・ 不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー

【運動器系疾患】
・関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛
・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)

【循環器系疾患】
・心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ

【呼吸器系疾患】
・気管支炎・喘息・風邪および予防

【消化器系疾患】
・胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾

【代謝内分秘系疾患】
・バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血

【生殖、泌尿器系疾患】
・膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎

【婦人科系疾患】
・更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊症

【耳鼻咽喉科系疾患】
・中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎

【眼科系疾患】
・眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい

【小児科疾患】
・小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

 大阪府茨木市並木町14-5-1 鍼灸澤田寶月 (ほうつき)
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